最近、朝晩めっきりと寒くなってきました。
気がつけば、あっという間に年末が近づいています。
今月に入り、加入している生保・損保の保険会社より保険料控除証明書が
送付されていると思います。年末調整の書類が送付されるのは、もう少し
後になると思いますが、年末調整までは紛失等されないように保管をして
下さい。
平成29年の年末調整で、今年分の改正点は給与収入が1,000万円超の場合の
給与所得控除額が220万円が上限となった事以外、大幅な改正はありません。
但し、平成30年には大きな改正があります。
給与所得者の合計所得金額が1,000万円(給与収入の場合1,220万円)を超える
場合には、配偶者控除の適用を受ける事が出来なくなりました。その他にも、
配偶者特別控除の控除額や配偶者の合計所得金額も変更になっていますので、
年度明けからの給与所得の源泉徴収には注意が必要です。
生命保険料控除や地震保険料控除の他にも、個人で負担した小規模企業共済等
掛金や確定拠出年金の掛金、国民年金や国民健康保険等も控除の対象となりま
すので、漏れなく申告をしましょう。