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税理士コラム

年末の資金繰り

今年もあと一ヶ月を残すまでとなりました。
平成20年は前半から不景気の風は
吹いていましたが、後半はガソリン価格が
最高を指し、ついでアメリカ経済の破綻に始まった
世界的な不況という状態。
自動車関連企業では減産体制で非正規雇用者の
リストラ、来年の就職内定者の内定取消など
雇用問題も深刻化しています。

事業主の方には年末の資金繰りが緊急の
課題だと思います。 現在、資金借り入れについて
『緊急保証制度にかかる保証対象資金』の
指定業種の緩和が行なわれました。
これは中小企業全業種(900業種)のうちの
698業種(77%)をカバーし、
全企業数(約400万社)のうち314万社(約78%)に
該当するように指定業種の枠が広がりました。

これにより、緊急保証を受ける2つの条件のうち
1つの緩和が決定し、あとは、最近3か月間の
平均売上高が前年同期比マイナス3%以上減少
しているか製品等原価のうち20%以上を占める
原油等の仕入価格が20%以上上昇しているにも
かかわらず、製品等価格に転嫁できていない等の
条件のいずれかに該当すれば保証を受けることが
できます。

この不況の時代を抜け出し、
世界をリードする日本になるよう頑張りましょう!
がんばれニッポン!

詳しくは中小企業庁の『年末資金繰り電話相談窓口について』で確認してください。
ホームページはhttp://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/081202DenwaSoudan.htm